2012年、あけましておめでとうございます! ― 2012/01/01 23:49
〔乗り初めは、〕
やはり長女の塾への送りだった。
〔いつもの元旦ならば、〕
ゆっくり炬燵で・・・となるところ、明日から帰省となれば、また、長女は塾で、長男はバイト・・・となると、ふつ~の日みたいだ。
〔あっそうそう、〕
あけましておめでとうございます。
〔年末にできなかった〕
掃除をしながら、明日の準備をしながら、時折、年賀状に目を通したり、炬燵に根をおろしたり・・・2012年元旦がおわる~~。
Uターン ― 2012/01/05 22:08
〔あっというまに〕
三日間の帰省が終った。
〔通常とは、〕
比較的逆方向になるので、二人の子どもを連れた三人旅でも、ちゃんと座って広島を往復できた。
久々に姉妹弟とも会えた。10年振りくらいだろうか。子供たちは、いつもと違う「お年玉」の金額に驚いたり、喜んだり・・・。
〔主たる目的の同窓会も、〕
ばっちりだった。正直、まだ、誰だかわかるレベルでほっとした。
〔高校の頃の私は、〕
「どっしりと(苦笑)した感じ」で、「結構、まじめに取り組むタイプだった」ようだ。「ああ、バドミントンでがんばっていた」・・なんて言葉の他に、「陸上の・・・」なんて、言葉もあったのには驚いた。
一緒に体育を受験する同級生たち(彼らは、日体大、筑波大に進学したのであるが)と三年生後半は行動をともにしていたからかもしれない。
〔私は、同窓会で〕
あることを調べたかった。それは「私の出身校って、どんな職業についている人が多いの?」ということ。石川では、主なる高校は、○○が多い、例えば、先生になる人が多い学校、とか、医者になる人が多い学校、などをよく聞く。
果たして、うちの高校は?・・・なんて、聞き取り調査なるものも兼ねてしゃべっていると・・・時間が全く足りなくて・・・。
おそらく、今回の出席者は、全体の三分の一くらい。比較的、地元に在住している子が多いように思った。そして、地元の実家を継いだり、一般企業、行政職、教師・・・ん~よくわかんないな。
海外組もいるらしいが、今回は来ていないし、私の知っている情報で、大学教職員も来ていない。・・・やっぱり、よくわからなかった。
〔それを、調べていると、〕
「あなたらしい!」なんて、感心?されたり。中には、「やっぱり、変なヤツ」なんて思ったと思う。
〔30年ぶりの再会は、〕
とても、感動的だった。その時間を埋めるには、二時間は短すぎた。
でも、中に、子どもさんが、「サッカー好き、スペイン語専攻が高じて、スペイン、バルセロナに行っていた。そして、今もサッカーに関わって」なんて人もいた。嬉しくなっちゃうね。
石川にも来ているらしく、めっちゃ、会える確率が高い気がした。
〔短期間の帰省だったけど、〕
丸一日は、仕事もばっちりできて、有意義な滞在だった。
同窓会、今度は、10年後?そうなると、判別がかなり厳しくなるねぇ。だけど、会えば、多分、すぐに高校当時の顔とダブらせて見えてくると思う。不思議だねぇ。
やめないよ ― 2012/01/06 23:36
〔正月休み間、〕
サッカー界のキング カズの本を読んだ。日本経済新聞に「サッカー人として」というコラムを隔週で投稿されていたものをまとめたものだという。
若干15歳で、ブラジルに渡り、プロの道を約30年あまり歩んできた三浦知良(かずよし)氏の「やめないよ」というタイトルの本だ。
〔なんで、このような本か?といえば〕
実は、世間では、私のような人間の年になると、一般に仕事の口がぐっと狭くなってくる。身体を使った仕事をしていれば、尚のこと。40歳を越えたころから、「引退、継承、世代交代」なんて言葉が聞こえ始める。
〔約30年間、〕
プロとしてピッチに立ち続ける彼の考え方を知りたいと思った。
サッカーは私には専門外だが、彼の見識がただの表面的なものでなく、様々な人々の心理や身体状況も読んだ深いものだということがわかった。
「プロってものは、斯くあるべき」なんて、「上から目線」でなく、サッカーへの備え、サッカーへの深い思い、分析、経験から、「プロ」という「芸術家」が語っていらした。
丁寧に、存分に楽しく生きている人だとも思った。自分自身を「やんちゃ」とも語る。
少し前、テレビで彼が歌っているのを見た。
プロ並みの上手さだった。テレビの前で、娘と釘付けになってしまったことがあった。何にでも、やりきる。
〔常に考えながら、〕
工夫しながら、そして、それらの行動は、自分に対してプライドを持ちながら、サッカーに対しても敬意を持ちながらなされたものであることを十分に認識できた。
〔観察力、〕
記憶力の高い人、頭の良い人だけど、他人にもしっかりと敬意を払い、学ぼうとする謙虚な人柄に驚いた。
過去の実績なんてものはどこかにしまって、今を歩む。
耳を傾け、プラスになる何かを探すこと。また、学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は、自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。僕は学びつづける人間でありたい、とも述べている。
〔さすがに、〕
世界のチームを渡り歩いただけに、国による気質を彼は熟知しているようだった。それらのことを理解、あるいは分かろうとした上での戦術は、プロの年輪を刻んだ人にしかわかることのできないことか、とも思えた。何よりも、自分のことをよく知り、自分自身の考え方がクリアである。
〔かつて、〕
私が四国・香川にいたときの国体監督として来日していたブラジル人が「カズゥのことを知ってるかい?彼は素晴らしいプレイヤーだ」とまるで自分のことのように誇らしげに話しているのを聞いたことがある。
ブラジル人の気質とカズの人柄がそのように言わしめたのか。
〔また、文章の各所から〕
プロの厳しい目と、その半面、茶目っ気・遊び心のあるカズの人となりを知ることができた。プロとしての、求められるものの大きさ、失う時の恐怖と常に隣り合わせの一日一日、一年一年が勝負であることから、気の張りをうかがい知ることができた。
〔彼は考えるようだ。〕
約30年間変わらぬ気持ちで、心と身体を準備し、闘える、新人に負けないで体力を保ち、ブラジルの頃から変わらぬワクワク感や闘志がある限り、まだまだプロとして続けていけると。
〔彼の考える「プロ」とは〕
どうすれば、自分がレベルアップできるのか、常に考えること、それが「人のため」であると同時に、「自分のため」、それでいて「チームが成長できること」としている。
私は、NPOとしてのスポーツクラブにも通じることではないかと思った。
〔サッカーそのものの奥深さは〕
もとより、「プロとしての姿勢」が、サッカーを通じて語られている。
〔彼はまた、「楽しむ」「遊び心」について、〕
100%真剣にプレーする中で、余裕をもって自分のリズムで戦うこと、としている。勿論、それができる肉体を整えておかねばならないことだが。
〔日経新聞というメディア、〕
企業経営者からも注目され、声をかけられ、それさへもカズの次なる血肉になったという。
〔文字通り、〕
彼の人生は、日本サッカーの歴史そのものだと思う。そして、ほぼ同じ世代の我々に勇気や希望を与えてくれるものであった。「今の君は、プロというからには、それくらい厳しく自分を追い込んでいるか?」なんてことを私自身に問われたような気がした。思わず、襟を正すwankoでした。
〔カズは、最後にくくる。〕
「人生に偶然はない」と。願い、祈り、希望だけじゃなく、1ミリでも前に進むことが重要なんだと教えてもらった。
金沢へようこそ! ― 2012/01/07 23:54
〔東京から、〕
奥さんの里である金沢に帰省している日体協職員の「セッキヤ~ズ夫妻」に会った。
〔私の自宅から〕
車で15分くらいのところに、奥さんのご実家があるという。
〔一昨年ご結婚された二人は〕
実に初々しい。話していても、ほほえましい。中学の先生をしているというパートナーは、初対面とは思えないほど、快活に楽しくお話ができた。聞けば、彼女も400mHの陸上国体選手だったという。なるほど。
ちょうど、高野進氏の本を読んでいるとこで、それまた一致した。
〔セッキヤ~ズとは、〕
2008年、一緒にドイツの同時交流に行った仲である。
折りしも、雪。
実は、ご自身も新潟出身ということで、雪には、特別驚いた様子はない。だけど、東京はからっから、らしいね。
〔金沢は〕
べっちゃべちゃ。雪はまったく消える様子がない。
〔夕方、〕
お会いして、約45分くらいお話できた。
「金沢に行きますよ」と、声を掛けてくださって、貴重な帰省の時間を会っていただき、ほんと嬉しかった。
〔その後は〕
、三時間、バドミントン教室、初打ち会。
〔寒さと、〕
しばらく打っていないのとで、御恥ずかしながら、感覚が鈍り、空振りなんてやってしまった。
いつもの7割くらいの練習量だったけど・・・明日の筋肉痛が怖い。
かけっこ塾~走れニッポン人~ ― 2012/01/09 01:12
〔正月休み中、高野進氏の本を〕
読んだ。
本のタイトルは、真っ直ぐストレート(同じことかぁ)、「走れ!ニッポン人~一億三千万総アスリート計画~」である。いいすぎ?いやいや、彼の言わんとすることが、全国民に向けてというのは、本文を読んでみれば、よく分かる。
〔かなりの理論派とみる。〕
「ナンバ走り」が少し理解できた。かつての、マック式スプリントドリルの理屈も少々理解。
エネルギー生産系にしても、よく理解されているなと感心した(すみません。世界のファイナリストに対して、偉そうな弁をして・・・)。キネシオロジーも然り。
「楽に走ること、走られること」は、どうも間違いじゃあないらしい。
〔私がこの年齢になって、〕
以前より、走りを見る機会、指導されているのを見る機会が増え、自分自身が走る機会が少し増えて、「地面〔地球)からの反発力」(トム・テレツのプッシュ走法)を感じることが奇しくもできたような気がするので、勝手に共感・共鳴している。
〔80歳でマスターズを〕
密かにめざしているwankoにとって、非常に勉強になった。
〔正月の同窓会で、〕
今も現役、マスターズに毎年出場する「生粋の陸上っ子」に言わせれば、「その20年前ごろから準備せんなよ」と。
〔それから、驚いたことに・・・〕
すみません。今頃、分かったかぁ、て感じですが・・・
「かけっこ塾」って、しばらく、うちオリジナルと思い込んでいましたが、既に、2004年のアテネ五輪後、東海大学のスポーツ教育センター主催で、中学生向けに開催されたのが初めだったとういうことを今回初めて知った。
〔私たちが始めたのが、〕
2006年なので、2年遅かったことになる。
なるほど、確か、関東から転勤してきたという保護者から、「関東でおこなっているものと同じものか?」と質問されたのも合点がゆく。
それでも、そのとき、そのことを調べようとは思わなかったのだが・・・。
〔彼の説く〕
「ポジティブ・ノンレジスタンス(積極的に流れに乗って、突き進んでいく)」という生き方、「ランニング・コミュニケーション(ともに走りながら、ランニングを介してコミュニケーションを深めようとする考え方)」は、まさにわがクラブの大人のマラソン塾(ジュピターRC)の姿と同じ、と思わず納得する考え方である。
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