高齢者指導のあり方~群馬大学、片田 敏孝教授の話を聞いての気付き~2011/12/26 23:47

かほく市での高齢者教室。手作りケーキの差し入れに舌鼓を打つ。

〔社会環境デザイン工学専攻 片田教授〕

の話を聞いたのは、もう数回になる。

岩手の釜石の子供たちに防災、特に津波から逃れる教育をし続けた、群馬大学大学院の教授である。

ラジオから、インタビュー番組の再放送が流れていた。

一度聞いたはずだが、今日の私はもう一度、片田教授の話に聞き入っていた。ある講演会を終えて・・・一人の参加者より言われたことば。

「先生、今日もためになる話をありがとうございます。」、「今日も」ということばに、片田氏は、いつも聞きに来られる地域の長たちのことを再度、思ったと言う。

〔片田先生曰)

「いつも聞きにくる人は同じということ。本当に来てもらいたいのは、もっと意識の低い人たちなんだということ。地域に自然の脅威を逃す作法は、既に成人した大人たちよりも、子供たちに教育する必要があるのではないかと」

〔高齢者の健康体操でも、〕

実は同じことが言える。

「本当に来て貰いたい人たちは、ここにはもしかしたらいないかも」

その文化を作り、作法として津波から逃れるために、行為をしていただく教育、健康のための身体作り教育は、子供たちにするべきだということ。

そう考えると、健康なおとなになること、自力でできるおとなを増やすことが、私の行うべきミッションなのかもしれない。

〔異分野の方は、〕

時として、共通するヒントや考え方を気付かせてくれる。