かなざわ総合スポーツクラブ　クラブマネジャー blog

〔土曜日なのに、〕

珍しい！副理事長のあさのじいから電話。かいつまんでいえば、風評被害を受けた福島県産のカーネーションをみんなで買ってもらえないか、というものでした。

以下、あさのじいからの説明をそのまま引用。

〔今回のカーネーションは〕

福島県矢祭（やまつり）町、矢祭園芸さんの花です。小売店でも、苗木が福島産かって問い合わせすごくて、キャンセルもでているみたいです。ですから矢祭さんの苗を注文した全部のお客さんに電話で送っていいか確認しているところもあるようです。矢祭園芸さんも福島県の相馬とかに農場があって避難したそうですし、億単位の仕掛け品がだめになった生産者もいるそうです。あんまりテレビにはでないんですけど、種や苗木がなくなるのも大変なことらしいです。

今回のカーネーション購入が少しでも被災地の復興に繋がれば嬉しいことです。弊社で扱ったカーネーションの売上は福島県に寄付するつもりです。

〔GW中、〕

滞っていた仕事をするために、事務所に行っていたときでした。「大丈夫だよ。そちらがいいと思われる数を持ってきてください。今日はおそらく、30人くらいは来ると思いますよ。」。

その時点から、私は鉢を入れるための小ぶりのダンボール、生産者の方たちに送るメッセージカード、ことの成り行きを示す白紙をすぐに用意しました。

〔17時45分。〕

30数鉢のカーネーションが、バドミントン教室会場に届けられました。

〔果たして、カーネーションは、〕

我が家の分がなくなるか？と心配するほどの売れ行き。みんな、メッセージカードに応援メッセージを書き、みずみずしい美しさのカーネーションを嬉々としてお持ち帰りになりました。

〔どんなにか悲痛な思いをされて、〕

この鉢をお持ちになられた生産者の方の表情が目に浮かぶようです。

「できるだけ、たくさんに方にこの花を届けていただければ・・・」。生産者が残された言葉だったようです。