月謝徴収に秘策あり!2010/11/13 23:54

「月謝表」でも言いましょうか・・・これを三つに切って、名前と教室名、支払われた月の領収印を押して渡すのです。

〔会費の徴収がうまくいかない。〕

いえいえ、会員は決して支払いを拒否しているのではなく、何月まで払っているのかが、ご本人はもとより、私達も閻魔帳を確認しなければ、わからないのです。銀行引き去りも個人の会員カードに印を押すわけでもないので、当たり前といえば、当たり前かもしれないけど、何か良い方法はないものか・・・?

〔教室現場で、〕

現金の授受をするのを極力さけたいので、「集金袋」の作成はしたくない、でも、あの「集金袋」の表面の月ごとの入金状況は知りたいので・・・・「そうか、そうすればいいんだ。」

別の現場で使われていたものを、偶然目にして「これだ!」と思いました。

〔早速、〕

こちらの会員使用に流用・修正・加筆し、昨日のうちに印刷。本日午前中、長女甚ちゃんに依頼しました。宛名書きと印鑑を押すことを彼女は楽しみながら、実に手際よくやってくれました。

〔私は・・・私はといえば、〕

来週月曜日に変更になったクラブ運営会議に向けての資料とバドミントン教室の指導案を一ト月分作成、バドミントン会員への連絡作成、マラソン塾会員に明日のレースの連絡をしました。

〔結局のところ、〕

教室指導に行く直前まで、例によって・・・一日中バタバタとしていた次第ですぅ。

そして、今夜、一番未払いが多い該当のバドミントン会員に漏れなく「月謝表」を渡しました。

どんなモンでしょう。こんなんで。

自句自解2010/11/13 23:54

〔先日、俳句の同人誌に、〕

私の俳句の解説「自句自解」をしたものを掲載していただくという機会を得ました。約半年ほど前の話ですが、謹呈本が届きました。

こんなことって、ナニゲニ ウレシイ モノですね。以下、自句自解。

〔「たかうなのビロードの皮脱がしけり」自句自解     遅春〕

 我が家は竹の子山の中にある。竹の子は身近なものであるにもかかわらず、下処理の面倒さから、極たまにしか自分で調理しない。

〔しかし今年は珍しく、〕

自分で竹の子を調理してみたいと思った。丁度、竹の子の旬の頃、金沢―小松線から鶴来に向かう道を何度か往復することがあった。そこには、竹の子即売所が数箇所設けられている。忙しさもあり、通過するばかりであったが、ある日ふと、満を持して立ち寄る。勿論、購入時には「一番おいしそうなものを」と竹の子売り女にお願いした。

〔さて自宅では、〕

購入したばかりの竹の子との格闘が始まった。まずは黒々とした土のついた根を神妙に切り落とし、こげ茶色の皮はがしに取り掛かる。外皮は思った以上に厚くしっかりした「毛並み」だった。取れたてと思われるその「毛並み」は美しく、まるで「ビロード」の衣服のようだった。一枚、また一枚と「ビロード」を脱がして乳白色の美しい部分が現れた。   〔その後の句会で、三重子先生から、〕

「私達の子どもの頃は、その『ビロード』の皮に梅干しの果肉を包んで、ちゅうちゅうと吸ってお八つがわりにしたものよ」と教わった。   〔今でも、「ビロード」の瑞々しい皮の手触りとともに、〕

かつて子ども達が過ごしていた当時の風景までイメージされる。この句を通して、高貴とも親しみやすくも思える竹の子を深く見つめ、様々な記憶を留めてゆく俳句の「力」を感じることができた。