今年の文字2008/01/03 09:22

昨日の書初めにて

〔昨夜のプロフェッショナル、〕

仕事の流儀を見られたでしょうか(スポーツはめったにしないけど、武道は行っているパートナーも珍しく一緒に見ましたよ)?

イチローの行っていることを脳科学者の茂木健一郎氏が裏付けられていたのが印象的でした。「同じことの繰り返し」が無心の境地に。しかし、それにしても食べるものまで同じとは・・・。それが日本の武道をはじめとする「道」とつくものに共通する、というところが非常に興味深いものがありました。

〔私は〕

武道ができないので、強いて言えば「書」や「茶」がそれに相当するでしょうか。確かに、その所作に集中するため、頭が空っぽになります。俳句もそうでしょうか。「季題」と対象物に集中する。そこに私も魅力を感じていたのかもしれません。本当にやりたいこと、やらねばならないことに集中できるとよいのですが。イチローはそれを職業にしたところに、より高い厳しさを求められているのかな、と思います。

イチローと私じゃ、レベルが違いすぎますよね。でも、何か学び取ることが、そしてそれを意識してできれば、と思いますね。

〔我が家の近所に、〕

友禅作家がいらっしゃいます。確か、14歳くらいでその道に入って約60年。以前、そのお宅を見学に言ったとき、お話を伺っていて、同じ行程の繰り返し、その中から生まれる創作力であったり集中力だと感じたことがあります。

〔あれだけの超一流選手。〕

「ストレスに負けてしまいそうになることも、重圧といつも闘って・・・」、想像を絶する重圧でしょうが、それを外に現さずに(いや、気づいていた人もいたかもしれないけど)結果を出しているプロ意識を感じました。もしかしたら、己を知って、なおも挑戦している人ほど、本当は怖さや自分が臆病だと感じているのかもしれませんね。

「3歳で野球の凄さにみせられてしまった。」、「シンプルが一番」、「野球を楽しめない自分から抜け出したい。また、野球を楽しめるようになるかも。」心に残った言葉があります。

〔イチローいわく、〕

プロフェッショナルとは「お客さんを圧倒し、他の選手を圧倒し、圧倒的な結果を残せる」人間だと。

〔ところで、私の今年の文字。〕

昨年は基本の「基」でした。もといを固め、これからここに創っていくのです。「築く」という文字を選びました。これはひらがなで「きずく」ですが、同音で「きづく」こともできれば、と思います。構築しながらも、五感を働かせて「きづける自分」であればと思いますね。

今日から出動です!

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