トップアスリートの将来は?2007/11/23 22:21

この大会、次はいつ出られるかな?時間をかけて楽しんじゃいけませんか?

夕方五時ごろ、金沢に帰ってきました。

〔昨日の夜10時ごろ、〕

福井県の鯖江に入って、今日から開会された、バドミントンの全国シニア選手権大会へ出場してきました。30歳台のころ、金沢で開かれた大会に出場しているので、2回目の出場です。

なんとか1回戦ボツは免れましたが、すぐに第3シードと対戦。1ゲーム目は競ったんですが、2ゲーム目はあっさりとやられてしまいました(対戦した彼女達はベスト4入りしたとの情報が入りましたが)。練習不足やら技量のなさやら、反省です。

〔色々なことをやりながら選手も〕

するのは(特に指導をしながら)、ちょっと中途半端になりますね。楽しむだけのバドミントンではいけないのかしら、とも帰りの高速道路を走りながら思いながら・・・。いつも決断力のないwankoです。

〔その会場で、とても懐かしい友人に〕

会いました。以前、少しお話したインカレで3冠とってあっさりとバドを捨ててしまった彼女のこと。なんと、この大会に出ていたのです。この年齢にして全国シニアは初出場だとの事。本当に20弱年あまり遠ざかっていたようです。「もう絶対しない!」といっていたバドミントンをなぜ、彼女は再開したのでしょうか?

彼女は結婚・出産・子育ての後、地元に帰ってきたとき、地元で、「バドミントンの全国マスターズ選手権大会が開かれることになり誘われた」、それがきっかけと言っていましたが・・・。どんな気持ちの整理があったのでしょうか?

大会は5つの会場で、5歳刻みで30歳代から70歳代までの、男女ダブルス、シングルス、ミックスがあります。

〔今日の大会を見て、〕

この出場者の中には、本当に熱心に(毎日のように、仕事のように)練習に取り組んでいる人がいる。彼女達は「ニブレン」などもしている、ときいたことがあります。、「ご家族の方の理解があるんだな」と感じます。また「それじゃ、子どもに練習を毎日させようと思うのも無理も無いね。」とも・・・。

〔日本の学生トップアスリートや社会人トップアスリートから、〕

その専門競技を取ったら何が残るのでしょう?私たちが学生の時代には、勉強もそこそこに、毎日練習、遠征に行く彼らの姿がある、それでも立派?に卒業できると色々なところで漏れ聞きました。仕事もそこそこに切り上げて、練習というのも聞いたことがあります(すみません。もし、間違っていたらご指摘ください)。

そして、今、オリンピック選手のセカンドキャリアーの問題があると聞きます。 競技を終えた選手達に残っているのは、ぼろぼろになった身体だけなんてことはないでしょうか?そうだと、辛いな。もしそうであれば、多分、「トップ選手になることが、また、あり続けることが目標」であるから、なんでしょうね。現代の長寿社会、選手じゃない時間のほうが長くなることって中々気づかないですよね。スポーツ・ジャーナリストや指導者として残るのは、ごく限られた人なんでしょうね。

シニアの大会優勝者には、栄光と満足(すること自体は、生きがいづくり、友だちづくりにも)?、他にも何かあるはずですが・・・。一部の方かもしませんが、自己満足だけの世界ではなのかな、とも思ったり(大会出場者の方、ごめんなさい。それで良いとも悪いとも??)・・・。私の考えって、偏っていますか?

〔合衆国などは、〕

「学生は勉強しないと対外試合に出場できない。」と聞きます。先の世界陸上大阪大会でも、法学部に在籍、弁護士を目指している学生が優勝!というのも聞きました。マスター(修士号)やドクター(博士号)を持っている選手も多いと聞きます(スポーツに限らず、音楽アーティストも)。そして、メジャーリーグ選手などは、公益的立場が強いので「respect(尊敬)」されている、それがロッカールーム一つでも違うと。スポーツで生涯、メシが食えればよいのでしょうが・・・。

私はどちらかといえば、合衆国志向ですね。でした。と言った方が正確かも。私自身、決して、優れた選手でも、優れた学生でもなかったけど、一応、どちらもなりたいとイメージはしていましたね。いずれを選択しても、「自分の人生に悔いなし!」と思えればよいのですが・・・。 子どものスポーツ問題、実は大人のスポーツ問題でもあるのかも、と感じた一日でした。

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